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行動調査-事例紹介-

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事例2 浮気の証拠殻の恐喝 御依頼者様:50代男性中小企業の社長

御依頼者様からの相談内容

2週間前に、浮気現場の証拠を持っていると男性から電話が入る。
御依頼者様は確かに、不倫をしたり浮気をしている。話の内容はその証拠(デジタルカメラのメモリー)を買わないか?と話を持ちかけてくる電話だった。
警察に言うと浮気がバレるから言いたくない、だから、恐喝してくる男がどこの誰なのかを知って対応を考えたいとの事。3日後に、200万の受け渡しを予定している。恐喝の人物を追って素性を調べたいと調査を依頼。
警察へ通報した方がいいと促すが、事件になって浮気がバレ、家庭崩壊するわけにはいかない、と頑なに拒否をされる。危険と判断した場合は、必ず警察へ連絡すると約束をして調査契約。

調査当日

恐喝人物からの電話はすべて録音をするように、御依頼者様の携帯電話へ機材を設置。
恐喝人物からの電話が入り、20時に○○町の国道○○線の路肩で現金を用意し車で駐車して待機していろと指示。内容を録音。
指定時間の20分前に、要求金額の200万円を紙袋に入れて指定場所に待機。
御依頼者様車両には、人物の特定をするための小型カメラを設置。
万全を期して、バイク2台、車2台、5名の調査員で尾行するものとし、恐喝人物の交通手段が不明のため、バイク・徒歩にも対応出来るように調査員は付近にて待機する。待機中は全ての交通車両のナンバーを控える。

不審人物現る
指定場所付近で待機中に、バイクで何度か往復する不審人物を確認し、バイクのナンバーを控えたうえで、調査員に警戒を促す。
指定時間とほぼ同時に、そのバイクに乗った不審人物が御依頼者様車両に接近し、御依頼者様と話をしている様子で、やり取りは1分もかからず、現場を去っていく。
不審人物はフルフェイスのヘルメットで、顔は分からなかった。しかしながら、現金を受け取った事で、不審人物は恐喝犯、もしくは協力者として断定。
その後御依頼者様から電話があり、現金を渡した人物は、電話の声の人物である可能性が高いとの事。

尾行開始
バイクのナンバーは控えているため、深追いはしないことを前提とし、尾行を開始する。恐喝犯は、後方をかなり気にしているため、尾行は、500メートルごとに同一車両で尾行しない使い捨て方式をとる。
恐喝犯は、運良く2キロほど離れたコンビニにバイクをとめ、店内に入る。ヘルメットは脱いだため写真を撮影し、店内から出てくるのを待つ。
コンビニにではトイレに入り、弁当を購入し出てくる。弁当を購入していることから自宅は近いことが考えられる。尾行者の存在には気がついていない様子。
また、コンビ二から出てくる際に、レシートを店外にて捨てたため、指紋採集のためビニール袋へ入れて保管する。
しかしながら、恐喝犯の警戒心を考慮して、この日の調査はこの時点で解除とする。

後日調査
バイクのナンバーから住所、氏名が判明し、住所地を確認するため現地に向かう。
住所地はアパートの2階部分20●号室 アパートの駐輪場に犯行時のバイクを確認。早朝より張り込み。
午前7:●●分 同室より、男性が出て来る。同人物、犯行時のバイクに乗り込む。
コンビ二で確認した人物とも顔確認で一致したため、恐喝犯、もしくは協力者であると断定。

報告とその後

恐喝犯の住所、顔写真を添えて御依頼者様に報告する。状況証拠と合わせても十分な内容であり、相談時と同様に、今後の更なる脅迫行為を封じるため警察に連絡すべきであると伝えるが、やはり頑なに拒否をされる。
現金と交換にメモリーは受け取ったらしく、その後の連絡は無いとの事で、御依頼者様自身は、ことを荒立てなくないとの事。
もし、更なる脅迫行為が発生した際は、報告書、写真を警察に持ち込めば有効であること、他の手段として、恐喝犯との直接交渉を希望するのであれば、全面的に協力する旨を伝え調査終了。
御依頼者様から、いまだに連絡はない。

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