同じ時間ではないが、夜中に自分の部屋側の屋根もしくは軒から「ドスン!」などの音がする。毎回同じ音ではないが、何か物を投げられている(石?)のかも?
不安だし、気になって眠れない。最近、人間関係でトラブルもあったから、イヤガラセかストーカー行為を受けているのかも・・・。
現場の状況
一般的な住宅街の一画に立地。家、周辺にいやがらせ等をされている形跡はない。
御依頼者様より、音が聞こえたり・物を投げられている可能性が高いという深夜の時間帯に合わせ、夜23時より同宅の敷地出入口及び面した路地が見える位置にて、張り込みを開始する。
最寄り駅の終電時間まで、サラリーマン等の通行はある。
4時まで張り込みをするが、敷地内へ入って行く人物・敷地内、建物へ物を投げ入れる人物はいない。
途中経過の報告
御依頼者様に調査の内容を報告。しかし、御依頼者様は昨夜寝付けず起きていたところ、ふとんの中で(1時11分)にベランダのほうで「ドン」という音を聞いたとの事。
御依頼者様は納得がいかず、調査員も???・・本日も調査を行う。
先日と状況に変化はない。先日の状況から、ベランダ側へ向けて隠しカメラを設置し調査開始する。車内にて、モニターを見ながら、御依頼者様宅のベランダ側を張り込み開始。
・・・なんの変化もない。!! 0時15分「トン」と音が・・物陰が動いた。
目を凝らして見ると、『猫』。
猫の夜の徘徊です。その後、猫も不審人物も現れず、モニターにも動くものはない。
夜中3時に調査終了。
調査内容を御依頼者様に報告。昨日、音が聞こえた時間を御依頼者様に聞くと、0時15分頃との事。
同時刻の映像(猫が徘徊)を御依頼者様に見せる。最近、人間関係でトラブルもあったと御依頼者様は言う。だから何かイヤガラセをされているのかもと不安だったし、怖かったと。しかし、猫がベランダで徘徊している映像を見て安心してくれた様子。
今回のケースのように、実際にはストーカー行為ではない場合もありますが、事実を知っていただき、安心感を御依頼者様に伝えることも、大切な仕事の一つです。